公明党・都民ファーストの会の相互推薦で議席はどうなるか
7月の都議選で定数1、または定数2の選挙区で公明党と都民ファーストの会は候補者を相互推薦するそうだ。相互、といっても公明党が出すのは荒川区(定数2)だけで、ほかの選挙区に関しては都民ファーストが候補者をだせば、それを公明党が推薦をすることになる。
こうなると自民党は苦しいと思う。が、見方をかえてみると、すさまじい影響がでるほどでもないかもしれない。つまり、公明党は都議選に関してはガチで本気で臨むので、もともと公明党の候補者のいない定数1や定数2の選挙区にすむ学会信者たちは近隣の公明党候補のいる区に一時的に移住するので、相互に推薦してもさほどの票の移動はないようにも思う。4人区以上はもともと自民も公明も同じ選挙区で争っているし、2人区はどうせ都民ファーストと自民で議席を分け合う結果になると思うので議席を減らすこともないだろう*1。
結局、都議選の都民ファーストの台頭で一番打撃を受けてるのは民進党だ。現に自民からは現職が3人飛び出たがそれでとどまっていって、民進からはポロポロ離脱者がでている。これからも都民ファーストの公認を受けたい現職や候補者がぬけていくだろう。都議選直前には都民ファーストの会は維新の党状態で元民進だらけになっているかもしれない。
*1:港区は現有が自民・自民だから1減る