永田町のはなし

政局のど真ん中、永田町でみたこと、きいたことをおはなしするよ

派閥動向

麻生派と山東派の合併で山東昭子氏は参院議長になれるのか?

昨日、自民党の麻生派の派閥のパーティがあったようで、マスコミ各社はこぞって自民党内の派閥の話を報道している。このブログでも何度も取り上げている通り、麻生派は山東派や谷垣派に合流のオファーを出すなど、昨年からかなり活発に動いている。毎日新聞…

揺れる自民党額賀派(平成研究会)【自民党派閥あれこれ】

民進党をはじめ野党に全く元気がない現在、政党間による権力争いではなく、自民党内の派閥間で、政権をねらう動きが活発化している。 今一番活発に動いているのが麻生太郎副総理兼財務大臣(衆12期・福岡4区)率いる麻生派(為公会)だ。今年2月に甘利明衆議…

森友学園問題、自民党から火のでる怪

昨日発売の週刊新潮に、森友学園の問題が大きく炎上したきっかけとなった共産党の質問は鴻池祥肇参議院議員(4期・衆2回・兵庫県選挙区、麻生派)サイドから共産党に進んで情報提供があった、その理由は鴻池議員が側近として使える麻生太郎財務大臣(12期・…

二階→茂木に激オコ報道が続くワケは

人間関係のほころびはちょっとしたことで起こる。政治の世界の大部分が人間関係で形成されているとすると、軽口が始まりで大きな地殻変動が起こることがある。 先月9日の週刊文春で二階俊博自民党幹事長(11期・和歌山3区)に「老人特有の症状」がでていると…

谷垣グループの分裂2

先日麻生派の分裂をエントリーしたが、3月5日の産経新聞で続報、というよりかはまとめた記事が掲載された。 www.sankei.com 記事によると入院中の谷垣氏が親族としか面会しないため、麻生派との合流を巡って本人の意思を直接確認できず、それが分裂につなが…

谷垣グループも分裂→一部が麻生派へ

政治の世界は本当に何が起こるかわからない。谷垣グループ(有隣会)は小所帯(衆12人・参1人・ほか掛け持ち複数名)ながら、会長の谷垣禎一衆議院議員(さだかず、12期・京都5区)が幹事長という要職にあり、谷垣氏に対しての忠誠心、というよりも同志とし…

結局のところ茂木敏充政調会長はポスト安倍になれるのか

最近、茂木敏充 自民党政調会長(衆8期・栃木5区、額賀派)が悪目立ちをしている。 茂木氏といえば、マッキンゼーから政界入りした切れ者で、経産大臣、党選挙対策委員長、政調会長と要職をこなし、キャリアから言えば将来の総理候補といえる。しかし、秘書…

安倍総理-菅官房長官ラインは終わるのか

昨年の内閣改造・自民党役員人事以降、二階俊博幹事長を中心に党の力が強まっているのは周知の事実だ。 反面、影が薄くなりつつあるのは菅義偉官房長官(神奈川2区・当選7回・無派閥)。今思えばの話だが、菅官房長官のほころびの始まりは昨夏の参院選で、お…

甘利明元大臣 麻生派いりの余波

今週は文春も新潮も甘利明元大臣らが麻生派した影響を報じている。麻生派は甘利氏らを受け入れ自民党内第三派閥になった。派閥内には有力なプリンス(ポスト安倍)がいない中で、麻生太郎氏自身が総理を目指しているとも聞こえているが、果たして……? 「甘利…